ホーム記事一覧 › 中古マンション購入に貯金はいくら必要?購入者の平均年齢とお金の現実
中古マンション購入に貯金はいくら必要?購入者の平均年齢とお金の現実|中古マンション購入ガイド マントド
ケース別

中古マンション購入に貯金はいくら必要?購入者の平均年齢とお金の現実

マントド運営(@mantodo0716
中古マンション購入の流れを80ステップに整理した無料ツール「マントド」を運営。Xでは購入の落とし穴やお金のコツを発信しています。

中古マンションを買うのに、貯金はいくら必要なのか。結論から言うと、3,000万円の物件なら現金330〜570万円+生活費6ヶ月分が目安です。この記事では、その内訳と理由、「頭金2割」が今は必須でない話、購入者の平均年齢、収入がない場合の選択肢まで、お金の現実をやさしく解説します。難しい言葉は使いません。仕事帰りの5分で読める内容です。

330〜570万円3,000万円の物件で必要な現金
6ヶ月分残すべき生活防衛資金
30代中心年齢より資金計画が本質
購入に必要な貯金の目安

結論|必要な現金はこれだけ(3,000万円の物件の例)

貯金の目標額が分からないと、計画は立てられません。そこで最初に、必要な現金の全体像をお見せします。

まず結論の表からご覧ください。頭金を入れないフルローンでも、次の現金は必要です。

項目目安3,000万円の物件なら
手付金物件価格の5〜10%150〜300万円
諸費用物件価格の6〜9%180〜270万円
合計-330〜570万円
生活防衛資金生活費6ヶ月分上記とは別に残す

「頭金なしなら貯金ゼロでも買える」と思われがちですが、それは誤解です。手付金と諸費用は、ローンとは別に現金で用意するのが基本だからです。

それぞれの中身を、順番に見ていきましょう。

内訳①手付金|契約時に現金で払うお金

手付金(てつけきん)とは、売買契約のときに売主へ払うお金です。「本気で買います」という証拠金のようなものです。

相場は物件価格の5〜10%。3,000万円の物件なら150〜300万円です。契約時に現金で必要になるため、貯金の中心はここになります。

手付金は最終的に物件価格の一部に充てられるので、払い損にはなりません。詳しいしくみは手付金の記事で解説しています。

内訳②諸費用|物件価格とは別にかかるお金

諸費用とは、物件価格以外にかかる費用の総称です。仲介手数料、登記の費用、ローンの手数料、税金などが含まれます。

中古マンションでは物件価格の6〜9%が目安です。3,000万円の物件なら180〜270万円になります。

諸費用もローンに組み込める場合はありますが、現金で払う前提で準備しておくと安心です。内訳は諸費用の記事で詳しく確認できます。

内訳③生活防衛資金|貯金を使い切ってはいけない理由

見落としがちなのが、購入後に残すお金です。

生活防衛資金とは、病気や失業など、もしものときに生活を守るためのお金です。目安は生活費6ヶ月分。これは手付金や諸費用とは別に、必ず残してください。

注意

貯金を全額頭金に入れるのは危険です。購入直後は家具や引っ越しで出費が続きます。生活費6ヶ月分を残した上で、余った分を頭金に回すのが正しい順番です。

あわせて、毎月のローン返済は手取りの20〜25%以内に収めると安心圏です。「いくら借りられるか」ではなく「いくらなら無理なく返せるか」で考えましょう。

「頭金2割」は昔の常識|今は必須ではありません

「頭金は物件価格の2割必要」と聞いたことがあるかもしれません。しかし、これは昔の常識です。

今は、物件価格の全額を借りるフルローンという選択肢があります。頭金なしでも購入できるケースは珍しくありません。

ただし繰り返しになりますが、頭金なしでも手付金+諸費用の現金は必要です。ここを混同しないことが大切です。

頭金なしのメリットと注意点は、頭金なし購入の記事で詳しく解説しています。

購入者の平均年齢は?|年齢より資金計画が本質

初めて住宅を買う人は、30代が中心と言われます。

これを聞いて「自分はもう遅いのでは」「早すぎるのでは」と不安になる必要はありません。大事なのは年齢ではなく、資金計画だからです。

20代でも、手付金・諸費用・生活防衛資金が用意でき、返済が手取りの25%以内なら十分に買えます。40代・50代でも、同じ条件を満たせば何も問題ありません。

ポイント

「みんなが買う年齢」を基準にせず、「自分のお金の準備が整ったか」を基準にしましょう。準備の進め方は購入の流れの記事から確認できます。

まとめ|金額が見えれば、貯金の計画は立てられる

要点を整理します。

お金の準備と並行して、必要な書類も早めに把握しておくとスムーズです。マントドの必要書類リストで、いつ何を用意するか確認してみてください。

必要書類、そろっていますか?

事前審査から確定申告まで、必要書類と入手先・かかる時間をチェックリスト化した無料ツールがあります。

必要書類リストを見てみる →

よくある質問

Q. 無職でも中古マンションは買えますか?

A. 収入がない状態では、住宅ローンの審査は原則通りません。選択肢は3つです。①現金一括で購入する、②収入のある配偶者の名義で購入する、③再就職後に申し込む。なお、申込に必要な勤続年数の基準は銀行によって違うため、事前に確認しましょう。

Q. 貯金が300万円しかありません。3,000万円の物件は無理ですか?

A. 条件次第では可能性があります。手付金は5〜10%の幅があるため、売主との合意次第で抑えられる場合があります。ただし諸費用(180〜270万円)と生活防衛資金も必要なため、余裕は少なめです。物件価格を下げるか、貯金をもう少し増やしてからのほうが安全です。

Q. 40代で初めての購入は遅いですか?

A. 遅くありません。初めての購入は30代が中心と言われますが、大事なのは年齢より資金計画です。手付金・諸費用・生活防衛資金を用意でき、毎月返済が手取りの20〜25%以内に収まるなら、40代からでも堅実な購入は十分可能です。