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中古マンションが売れない7つの理由|高すぎ・居住中でも売るための対策

マントド運営(@mantodo0716
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マンションを売り出したのに、問い合わせも内覧の予約も入らない。そんなとき、多くの方は「うちの物件が悪いのかも」と落ち込みます。でも、あわてる必要はありません。売れない原因の大半は、物件そのものではなく「価格」と「売り方」にあります。この記事では、売れない7つの理由と今日からできる対策を、不動産がはじめての方にもわかりやすく解説します。

価格相場より高いのが最大の原因
見せ方写真・内覧対応を改善
囲い込み担当会社の対応も要確認
売れない主な理由

結論:売れないのは物件のせいではないことがほとんどです

最初に、いちばん大事な結論からお伝えします。中古マンションが売れない原因の多くは、直せるものです。

中古マンションは、売り出しから成約まで3〜6ヶ月程度かかると言われます。この期間内なら、売れていなくても慌てなくて大丈夫です。詳しくは売れるまでの期間の目安で解説しています。

一方、6ヶ月を超えても反応が薄いなら、売り方の見直しのサインです。とはいえ、焦っていきなり大幅な値下げをする必要はありません。原因には順番があります。お金のかからない改善から、一つずつ潰していきましょう。

中古マンションが売れない7つの理由と対策一覧

売れない理由は、大きく7つに整理できます。まずは一覧表で全体を見てください。

理由よくあるサイン主な対策
1. 価格が相場より高い問い合わせ自体が少ない相場を調べ直して価格改定
2. 写真・掲載情報が弱い閲覧はあるのに反応がない片付けて写真を撮り直す
3. 内覧対応がしにくい内覧の日程が決まらない土日や夜も柔軟に受ける
4. 囲い込みされている他社経由の案内がゼロレインズ登録の確認・会社変更
5. 管理状態・立地の問題内覧後に断られる価格でカバーする
6. 時期が合っていない市場全体の動きが鈍い需要期(1〜3月)を意識する
7. 担当者が動いていない報告や提案が少ない不動産会社を変更する

2つ目の「写真・掲載情報」は、意外と見落とされがちです。買い手はスマホの一覧画面で、写真の第一印象だけで候補を絞ります。暗い写真や物が散らかった写真は、それだけで検討から外される原因になります。

5つ目の「管理状態・立地」は、自分の努力では変えられない要因です。この場合は、その分を織り込んだ価格設定でカバーするのが現実的です。

7つ目の「担当者」も見逃せません。販売状況の報告が少ない、改善の提案がまったくない。そんな場合は、売却活動そのものが止まっている可能性があります。

そして、このうち最大の要因は、やはり1つ目の「価格が相場より高い」ことです。次の章で詳しく見ていきます。

最大の原因は「価格が相場より高い」こと

買い手は何十件も物件情報を見比べています。相場より高い物件は、検討リストの最初の段階で外されてしまいます。

ここで注意したいのが、査定額と「売れる価格」は別物ということです。査定額は「これくらいで売れそう」という見立てにすぎません。高い査定額を出した会社に頼めば高く売れる、という保証はないのです。

まずは、いまの価格が適正かを確認しましょう。「レインズ・マーケット・インフォメーション」という公的サイトで、実際に売れた価格(成約事例)を無料で調べられます。似た条件の成約事例と比べて高すぎるなら、価格改定を検討します。

なお、買い手側は値引き交渉をしてくる前提で動いています。買い手の考え方は値引き交渉の記事を読むとよくわかります。相手の手の内を知ることは、売り手にとっても武器になります。

ポイント

「高めに出して様子を見る」戦略は長期化のもとです。売り出し直後がいちばん注目される時期なので、最初から相場に合わせた価格が有利と言われます。

「囲い込み」とは?仕組みと見抜き方

聞き慣れない言葉ですが、売れないときに必ず疑うべきなのが囲い込み(かこいこみ)です。不動産会社が、他社にあなたの物件を紹介させないことを指します。

仕組みを順番に説明します。

  1. 不動産会社は、売り手と買い手の両方から仲介手数料をもらえると、収入が2倍になります。これを両手仲介(りょうてちゅうかい)と呼びます。
  2. 両手仲介を狙う会社は、他社から「その物件を紹介したい」と連絡が来ても「商談中です」などと断ります。
  3. その結果、自社で買い手が見つかるまで、あなたの物件は市場に出回らなくなります。売れるチャンスが大きく減るのです。

対策の入口は、レインズ(不動産会社間の物件共有システム)への登録確認です。あなたの物件がレインズに載っていれば、全国の不動産会社が買い手に紹介できます。逆に載っていなければ、囲い込みを疑うサインです。

登録の義務は、媒介契約(ばいかいけいやく。売却を不動産会社に依頼する契約)の種類で決まります。3種類の違いを表で確認しましょう。

媒介契約の種類依頼できる会社自分で買い手を見つけるレインズ登録義務
一般媒介複数社に依頼できるできる義務なし
専任媒介1社のみできる契約から7日以内
専属専任媒介1社のみできない契約から5日以内

専任媒介・専属専任媒介で売り出しているなら、登録証明書を見せてもらいましょう。誠実な会社なら、すぐに提示してくれます。

注意

「問い合わせはあるが全部自社のお客様」という状況が続くときは、囲い込みの可能性があります。改善されないなら、不動産会社の変更をためらわないでください。手数料の仕組みは仲介手数料の記事で解説しています。

居住中でも売れます!内覧対応のコツ

「住みながらだと売れないのでは」と心配する方が多いのですが、大丈夫です。中古市場では、居住中のまま売り出すケースが多数派です。

ただし、内覧のたびに片付けと在宅対応が必要になります。次のコツを押さえましょう。

在宅対応では、住んでいる人にしか話せない情報が武器になります。日当たりや静かさ、周辺のお店など、住み心地の良い点を整理しておきましょう。買い手からの質問にすっと答えられると、印象がぐっと良くなります。

値下げ・会社変更を判断するタイミング

見直しの節目としておすすめなのが、媒介契約の更新時期です。専任媒介・専属専任媒介の契約期間は3ヶ月以内で、更新制と定められています。

つまり3ヶ月ごとに、次の順番で見直すのが現実的です。

  1. まず写真・掲載情報と内覧対応を改善する(お金がかからない対策から)。
  2. それでも反応がなければ、成約事例をもとに価格改定を検討する。
  3. 報告が少ない・囲い込みが疑わしいなら、更新せず不動産会社を変更する。

値下げをするときは、成約事例という根拠を持って行いましょう。根拠のない小刻みな値下げを繰り返すと、「まだ下がるかも」と買い手に足元を見られやすくなります。

なお、住み替えで売却する場合は、売りと買いの順番も大事です。売れない期間が延びると、住み替え計画全体に影響します。住み替えの順番の記事もあわせてどうぞ。

購入の全体像、把握できていますか?

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よくある質問

Q. どれくらい売れなかったら値下げすべきですか?

A. 一律の正解はありませんが、媒介契約の更新(3ヶ月)が一つの節目です。まず写真や内覧対応を改善し、それでも反応がなければ成約事例と比べて価格を見直しましょう。値下げ幅は担当者と相場データをもとに相談するのが安全です。

Q. 居住中の売却は空き家より不利ですか?

A. 大きく不利ということはありません。中古市場では居住中の売り出しが多数派です。片付けと柔軟な内覧対応さえできれば、家具がある方が生活のイメージが湧きやすいという面もあります。

Q. 不動産会社を変更すると費用はかかりますか?

A. 仲介手数料は成約時に払う成功報酬なので、売れていない段階での変更なら原則かかりません。ただし契約内容によるため、媒介契約書を確認してから切り替えましょう。変更は契約期間の満了時がスムーズです。