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中古マンションのリフォームは管理組合の許可が必要?申請と注意点|中古マンション購入ガイド マントド
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中古マンションのリフォームは管理組合の許可が必要?申請と注意点

マントド運営
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中古マンションを買って、自分好みにリフォームしたい。そう考える方は多いです。ただ、マンションのリフォームには一戸建てにはないルールがあります。多くの場合、工事の前に管理組合への申請と承認が必要です。この記事では、申請が必要な工事の内容、守るべきルール、承認までの期間、無断工事のリスクまでを、はじめての方にもわかるやさしい言葉で順番に整理します。

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    管理組合へ工事を申請床の遮音等級・間取り・水回りなど
  2. 2
    承認を待つ2週間〜1ヶ月かかることも
  3. 3
    使用細則に従い工事曜日・時間・養生・掲示
  4. 4
    完了・近隣配慮無断工事は原状回復リスク
リフォームの申請フロー

リフォームは管理組合への申請が必要なことが多い

まず結論からお伝えします。マンションのリフォームは、工事の前に管理組合への申請と承認が必要なことが多いです。自由に何でもできるわけではありません。

その理由は、マンションが「専有部」と「共用部」に分かれているからです。専有部とは、部屋の内側にあたる自分の持ち分のこと。共用部とは、住民みんなで使う部分のことです。

リフォームできるのは、原則として専有部だけです。そして専有部の工事であっても、他の住戸への影響を防ぐために、事前の申請が求められることがほとんどです。

この仕組みは、住民同士のトラブルを防ぐためにあります。音や振動、工事車両の出入りなど、リフォームは周りに影響します。あらかじめ申請してルールを守ることで、みんなが安心して暮らせるのです。

ポイント

マンションでリフォームできるのは専有部だけです。工事前に管理組合へ申請し、承認を得てから着工するのが基本の流れです。

申請が必要になりやすい工事の内容

では、どんな工事で申請が必要になるのでしょうか。とくに次のような内容は、申請が求められやすいです。下の表で整理してみましょう。

工事の内容注意点
床材の変更遮音等級(LL-45/L-45など)の指定があることが多い
間取りの変更壁の撤去などは構造への影響を確認される
水回りの移動配管の位置により制約が出やすい
窓・玄関ドア・バルコニー共用部のため原則として変更できない

床材の変更では、遮音等級の指定に注意が必要です。遮音等級とは、下の階へ音が伝わりにくい度合いを示す基準です。LL-45などの指定を満たす床材を選ばなければなりません。床の工事については床リフォームの注意点で詳しく紹介しています。

間取りの変更や水回りの移動も、申請の対象になりやすい工事です。とくに水回りは、配管の通り道が決まっているため、思ったように移動できないこともあります。

一方、窓や玄関ドア、バルコニーは共用部にあたるため、原則として変更できません。バルコニーは自分の部屋に付いていても共用部で、勝手に手を加えることはできない点に注意しましょう。

注意

窓・玄関ドア・バルコニーは共用部です。自分の部屋に接していても、原則として自由なリフォームはできません。専有部と共用部の区別を必ず確認しましょう。

「使用細則」のルールを守る

申請が通っても、工事の進め方には細かなルールがあります。これを定めたものが使用細則です。使用細則とは、マンションでの暮らしや工事の決まりごとをまとめたものです。

使用細則には、例えば次のような内容が含まれます。工事をしてよい曜日や時間の制限、近隣への工事のお知らせの掲示、共用部を汚さないための養生、エレベーターを使うときの届出などです。

養生とは、廊下やエレベーターなどを傷や汚れから守るために、シートなどで覆うことです。共用部を通って資材を運ぶため、こうした配慮が求められます。

これらのルールは、近隣住民への配慮のためにあります。守らずに工事を進めると、苦情やトラブルにつながります。工事を頼むリフォーム会社と、事前に使用細則を共有しておきましょう。

DIYで自分の手を加えたい方も、使用細則の確認は欠かせません。専有部の中でも守るべきルールがあります。DIYの範囲についてはDIYリフォームの基礎知識もご覧ください。

申請から承認まで2週間〜1ヶ月かかることも

スケジュールにも注意が必要です。申請から承認までは、2週間〜1ヶ月程度かかることもあります。すぐに工事を始められるとは限りません。

管理組合によっては、理事会での確認を経て承認されます。理事会が開かれるタイミング次第で、時間がかかることもあるのです。だから工事の日程は、承認までの期間を見込んで逆算して組みましょう。

とくに、入居の予定日が決まっている場合は要注意です。承認が間に合わず、工事が後ろにずれると、仮住まいの期間が延びるなど余計な負担が生まれます。早めに動くことが、余裕のある計画につながります。

申請の手続きは、リフォーム会社が代行してくれることも多いです。依頼するときに「申請までお願いできますか」と確認しておくと安心です。管理組合とのやり取りの進め方は管理組合の基礎知識も参考になります。

ポイント

承認までは2週間〜1ヶ月かかることもあります。入居日から逆算して、早めに申請しましょう。理事会のタイミング次第で時間がかかる点も見込んでおくと安心です。

無断でリフォームするとどうなる?

最後に、申請をせずに工事をしてしまった場合の話をします。無断でリフォームをすると、管理規約の違反になります。これは大きなリスクです。

違反と判断されると、工事のやり直しや、元の状態に戻す「原状回復」を求められることもあります。せっかくの費用が無駄になり、追加の出費まで発生してしまうのです。

また、近隣住民との関係もこじれやすくなります。マンションは長く付き合う住まいです。最初のつまずきが、その後の暮らしに響くこともあります。だからこそ、必ず事前に確認と申請を行いましょう。

「これくらいなら大丈夫だろう」と自己判断するのは危険です。判断に迷う工事は、着工前に管理組合や管理会社へ相談するのが確実です。

購入とリフォームは同時進行が効率的

リフォームを考えるなら、購入と同時に進めるのがおすすめです。入居後に工事をすると、仮住まいや二度の引っ越しで手間が増えるからです。

費用面でもメリットがあります。住宅ローンにリフォーム費用を組み込む「一体型」なら、低金利で長期の返済ができる場合があります。リフォーム用の別ローンより負担を抑えやすいのです。

フルリノベーションの費用は、1平方メートルあたり10〜20万円が目安と言われます。70平方メートルなら700万〜1,400万円程度です。費用の全体像はリフォーム費用の目安もあわせてご覧ください。無理のない資金計画を立てましょう。

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よくある質問

Q. 専有部の中なら自由にリフォームできますか?

A. 専有部が対象になりますが、床材の遮音等級の指定や、間取り・水回りの制約があります。多くの場合、専有部の工事でも管理組合への事前申請と承認が必要です。使用細則も守る必要があります。

Q. 申請から工事開始までどれくらいかかりますか?

A. 申請から承認までは2週間〜1ヶ月程度かかることもあります。理事会での確認を経る場合はさらに時間がかかることもあります。入居日から逆算し、早めに申請するのがおすすめです。

Q. 申請せずにリフォームするとどうなりますか?

A. 管理規約の違反となり、工事のやり直しや原状回復を求められることもあります。近隣とのトラブルにもつながりやすいです。判断に迷う工事は、着工前に必ず管理組合や管理会社へ確認しましょう。